9月30日 F/Tの事務局の方とジュンク堂書店さんが企画してくださり、野中モモさんと池袋のジュンク堂書店で「作りたいから作る!奥深きZINEの世界」というテーマでトークイベントをさせてもらいました。
久しぶりの池袋ジュンク堂書店。ひろくて、ゆったりと本が選べて、都内の大型書店の中でも、好きな店のひとつです。
会場は4Fのカフェ。到着すると、書店の方とF/T事務局の方が会場づくりをしていました。

間もなくして、モモさんも登場。ZINEの貴重な資料をたくさん詰め込んだキャリーバックをガラガラと引っ張ってきてくださいました。ありがたいです。
野中モモさんは、翻訳家で、いわずと知れたZINESTER。「日本のZINEについて知っていることすべて」というZINEの歴史をまとめた本を2017年に出版されています。Hand Saw Pressの小田さんとも古い友達で、私もバンド仲間の内田るんさんを通してお世話になってきました。
モモさんはLilmagというZINEのネット販売をもう12年も続けており、さらに月に1回、新宿のラバンデリアという喫茶店で「ZINESTER NIGHT PARTY」というZINEが好きな人のための集まりを開催したり、「TOKYO ZINESTER GATHERING」(通称ジンギャザ)」というZINEのお祭りを年に1回開催しています。ZINEを作るだけでなく「場」を作って来たモモさんに、いろいろ教えてもらいたいという気持ちで、今回のトークイベントを楽しみにしていました。

最初はモモさんが持ってきてくださった、ZINEの貴重な資料を見せてもらいながら、ZINEの歴史やムーブメント、魅力を教えてもらい、次に、ZINEを媒介に「場」をつくる話。
ZINEやミニコミについて調べたいなら立教大学の図書館がコレクションしているという、「ミニコミや同人誌、フリーペーパー、ZINE」という、市井の人の印刷物をアーカイブされている事への驚きや、パンクミュージッックが発祥とばかり思っていたFANZINEですが、サイエンスフィクションなどの分野でも活発だったなど、興味深い話が聞けました。
私がいちばん心に残ったのは、ZINEを媒介にした心地の良い「場」を続けるコツは、「小さくつづける」ということ。確かに、インターネットでフォロアー数や何万ビューされたというような拡散的なつながりでは保てない心地の良さみたいなものが、「小さくつづける」つながり方だから出来るように思いました。
会場には、35人もの人が集まってくださいました。年齢も性別も幅広く、メモを取る方もいるほど、みんな熱心に話を聞いてくだっていたように感じました。ありがとうございました。

ZINEをつくっている人もちらほら来てくださっていて、漫画同人誌の研究者の方が、オタク系のZINEの話を紹介してくださいました。
今年の「TOKYO ZINESTER GATHERING2019」は「ひらけ!ガリ版印刷発信基地」が終わって1ヶ月後の12月7日(土)と8日(日)に開催のようです!大塚で出来たZINEを持って参加するのが、今から楽しみです。
『ひらけ!ガリ版印刷発信基地』の詳細は、
下記フェスティバル/トーキョー公式ウェブサイトをご覧ください。
https://www.festival-tokyo.jp/19/program/hand-saw-press.html

