8月14日 アジアハンター小林さんに聞く

大塚におけるアジアンの食を切り口にリサーチを続けているFarmentbooksの和田さん。アジアの食といえば、この人!というかたに話を聞ける事になったと連絡があり、早速会いに行きました。

その人は、インド食器や調理器具の輸入卸業を通して、国内のインド周辺国、インド、ネパール、パキスタン、バングラデシュ出身の飲食業者と深く関わり、最近本も出された、アジアハンターの小林真樹さんです。

待ち合わせは、清澄白河にあるインドカレー屋ナンディニ。大塚周辺のインド、ネパール、パキスタンの方のお店の情報やを教えてもらいました。

彼らは、出稼ぎで日本に来ているケースが多く、日本では職業が選べないから料理屋をやっているので、日本人のカレー屋と違って、カレーが好きでこだわって作っている訳ではないと言う話が興味深く、日本人がわかりやすいインドカレーや、日本人好みにアレンジした料理を提供しがちで、インド料理屋の現地化、クレオール化が見られるとのこと。

小林さんが取材するお店は、単に美味しいとかカレーを極めているという意識の高さだけでなく、天然でやっている店の味みたいな部分に惹かれて、取材を続けているようでした。

小林さんの本からの抜粋

「やがてこの手の特殊かつ味わい深い店を訪ね歩く行為そのものが、実際のインド周辺国への旅で感じるのとは別種の、新たな感動を与えてくれることに気づかされていきます。何気ない地方都市にたたずむインド料理店に内包される発見と驚き、感動と興奮、内部事情とその深い歴史。インド旅の代用として始めた国内インド色旅はそれ自体が目的化し、現実のインド旅以上に面白く感じるようになる。」

小林さんに話を聞いて、和田チームがリサーチすべきポイントが見えてきた気がしました。