10月20日 自分のポスターを作ってみる〜選挙ポスター風味

10月20日、今日は大塚最大の祭りのひとつ、商人祭りの2日目。

南口も北口も出店と人であふれてます。
我が故郷山形のブース発見。芋煮が売っていた。

今日のひらけ!ガリ版印刷発信基地では、最近の気になることや、政治の問題、社会の不安なことなど、集まった人と話し合って、最後には自分が選挙に立候補するつもりでポスターを作るワークショップを開催しました。

最初は雑談しながら、みんなの心配な事や、最近気になるニュースなどの話を…。

この企画をやってみたいと思ったきっかけは、仕事仲間だった友達が、参議院選挙に立候補したこと。政治を自分の仕事のひとつにしてみるという試みに、驚きと尊敬、応援の気持ちも込めて、いろいろ話を聞いてみたいと思いました。そして、もし自分が政治家になるなら、どのような志しで政治活動をするのだろう?

この企画を菅野くんと考えていた時、鳥取にあるオルタナティブスペースでやっている“ホールクライシスカタログ”というみんなの困っている事を黒板に書きあって、みんなで話て解決していくイベントのことを紹介してくれました。

みんなと話して、考えを交換していく事が主役の企画になれば良い。本当にポスターまで作れるかどうか?ゴールは決めないままに、会をスタートしました。

始めてみると、話題が尽きなくて面白かったです。前半は女性が多かったせいか、ジェンダー論やフェミニズムの話題になり、その後、タワーマンションに住んだことで受けた差別の話など、自分達が感じている問題の話しにもなりました。

後半は、参加者として来てくれた政治活動をはじめた友達から、選挙に出た時の話しを聞きました。実際、選挙ポスター専門のデザイン事務所やカメラスタジオがあるみたいで、女性は笑顔でないと絶対当選しないとか、良いブランドの化粧してる感じが出るとあまり良くないとか、名前がアから始まる人の当選率が高いとか、なんだそれ?的な勝ちパターンが数々あるらしい。

いよいよ、自分のポスターを作ろうということになりました。顔、名前、肩書き、ストーリーという4つの要素を1枚にまとめるのは、シンプルだけど意外と難しい!

みんなのポスターはこちら。リソグラフ で2色刷りすると、結構それっぽくなりました。

他のワークショップよりも参加者と話す時間が持てたのもよかったです。

打ち上げ!近所のベトナム🇻🇳料理屋さんで。

10月19日 大きな絵になるポスターZine作り

今日はアーティストの大河原健太郎さんとデザイナーの大田拓未さんと一緒に大きな絵になるポスターZineを作るワークショップを開催しました。

大田さんと大河原さんありがとうございました!

彼らはよくHandSawPressに来て作品を作ってくれる若いアーティスト達。大河原さんのイラストの動物や人をデフォルメした力のあるラインは大きい作品に向いてると思い、このワークショップをお願いしました。

ラインを何かに見立てて自分なりの1ページを想像していく作業はとても面白い!

今日は理想科学工業の取材も来ました

8人で1枚の絵を仕上げます。1人1ページ担当して、2版の原稿を作って印刷。つなぎ合わせると絵が完成します。

交換留学で日本の美大に来ているビビアン。彼女は台湾のRISO studioでインターンしたことがあり、リソグラフの経験が豊富。

8枚のポスター×2回のワークショップを行い、2冊のポスターZineが完成しました。

翌日はインターンのみんなで丁合作業。
参加者のサイン入りです

10月17日 Bar ZINE 第1夜

BarZINEは、ゲストを呼んで話すだけの夜を設けたらどうでしょう?とフェスティバルトーキョーの荒川さんの提案で決まった毎週木曜日のトークイベント。Bar ZINEでVirginな話をする…というダジャレ的な会。第1夜のゲストはセノ派としてオープニングパフォーマンスを大塚に滞在して制作した、FAIFAIの佐々木文美さんです。

大塚の基地にかなり寝泊まりして制作していた文美さんから、大塚での人との出会いや、街での出来事などを教えてもらい、私たちHand Saw Pressにバトンタッチしてもらう気持ちです。特にHandSawPress の菅野くんは試験の勉強の為、大塚での制作にほとんど参加できなかったのこともあり、オープニングパフォーマンスの写真を見ながら、みんなで振り返りました。

文美チームの、FAIFAI河村美帆香さん、玉田伸太郎さん、桑原史香さんとフェスティバルトーキョーのスタッフ陣も集まってくれました。

オープニングのパフォーマンスで、文美さんが大塚滞在の時に感じた、「街にある見えない垣根をほぐしたい。」という話が本当に素晴らしいなと改めて振り返りました。

後半はZineの話。文美さんからZineって何ですか?との質問。

「例えば私鉄沿線で配られているフリーの情報誌と何が違うの?」

企業が宣伝の為に制作する雑誌はZineとは違うのか?書きたいことを自由に書いて、渡したい人と交換するという形が大切なのか?Zineについてみんなであれこれ話し、ついには大塚で作るならどんなZineが良いか?という話題になりました。

玉田さんから、「HandSawPressの今回の関心は何なのかな?何のためにガリ版印刷発信基地をやってるの?大塚の地元の人に来てZineを作ってもらい交流したいのかな?」という質問。

大塚でアイパーをかけた玉田さんの頭

今まで、バタバタと準備→オープンで基地を開設して1週間経ちましたが、改めて何のためにこの基地を開いているのか?とオープンしてから考える時間がなかったので、私も菅野くんもハッとさせられました。

私の興味は、「いろんな人と作る・共創すること」です。今回は大塚だから出会えた人と共創したいと言う思いがあります。

オープンしてから1週間、どんな人が基地にくるかと言うと、リソグラフが好きな人やZineを作りたい人が来ます。でも、これだと武蔵小山のHandSawPressでも出会える人達です。

大塚だから出会える人達とZineを作るにはどうしたらよいか?これからの3週間の課題です。

9月30日 野中モモさんと、池袋ジュンク堂でトーク

9月30日 F/Tの事務局の方とジュンク堂書店さんが企画してくださり、野中モモさんと池袋のジュンク堂書店で「作りたいから作る!奥深きZINEの世界」というテーマでトークイベントをさせてもらいました。

久しぶりの池袋ジュンク堂書店。ひろくて、ゆったりと本が選べて、都内の大型書店の中でも、好きな店のひとつです。

会場は4Fのカフェ。到着すると、書店の方とF/T事務局の方が会場づくりをしていました。

間もなくして、モモさんも登場。ZINEの貴重な資料をたくさん詰め込んだキャリーバックをガラガラと引っ張ってきてくださいました。ありがたいです。

野中モモさんは、翻訳家で、いわずと知れたZINESTER。「日本のZINEについて知っていることすべて」というZINEの歴史をまとめた本を2017年に出版されています。Hand Saw Pressの小田さんとも古い友達で、私もバンド仲間の内田るんさんを通してお世話になってきました。

モモさんはLilmagというZINEのネット販売をもう12年も続けており、さらに月に1回、新宿のラバンデリアという喫茶店で「ZINESTER NIGHT PARTY」というZINEが好きな人のための集まりを開催したり、「TOKYO ZINESTER GATHERING」(通称ジンギャザ)」というZINEのお祭りを年に1回開催しています。ZINEを作るだけでなく「場」を作って来たモモさんに、いろいろ教えてもらいたいという気持ちで、今回のトークイベントを楽しみにしていました。

最初はモモさんが持ってきてくださった、ZINEの貴重な資料を見せてもらいながら、ZINEの歴史やムーブメント、魅力を教えてもらい、次に、ZINEを媒介に「場」をつくる話。

ZINEやミニコミについて調べたいなら立教大学の図書館がコレクションしているという、「ミニコミや同人誌、フリーペーパー、ZINE」という、市井の人の印刷物をアーカイブされている事への驚きや、パンクミュージッックが発祥とばかり思っていたFANZINEですが、サイエンスフィクションなどの分野でも活発だったなど、興味深い話が聞けました。

私がいちばん心に残ったのは、ZINEを媒介にした心地の良い「場」を続けるコツは、「小さくつづける」ということ。確かに、インターネットでフォロアー数や何万ビューされたというような拡散的なつながりでは保てない心地の良さみたいなものが、「小さくつづける」つながり方だから出来るように思いました。

会場には、35人もの人が集まってくださいました。年齢も性別も幅広く、メモを取る方もいるほど、みんな熱心に話を聞いてくだっていたように感じました。ありがとうございました。

ZINEをつくっている人もちらほら来てくださっていて、漫画同人誌の研究者の方が、オタク系のZINEの話を紹介してくださいました。

今年の「TOKYO ZINESTER GATHERING2019」は「ひらけ!ガリ版印刷発信基地」が終わって1ヶ月後の12月7日(土)と8日(日)に開催のようです!大塚で出来たZINEを持って参加するのが、今から楽しみです。

『ひらけ!ガリ版印刷発信基地』の詳細は、
下記フェスティバル/トーキョー公式ウェブサイトをご覧ください。

https://www.festival-tokyo.jp/19/program/hand-saw-press.html