11月3日 カレーノートワークショップ

この日は、10年間カレーのZineを作っているカレーノートの宮崎希沙さんと、大塚バージョンのカレーノートを完成させる日でした。

まずは、宮崎さんからカレーノートの話と、書くポイントを聞きます。

そのあとはいよいよ、大塚の町に繰り出して、自分で気になるカレー屋に食べに行きました。

私が食べに行ったカレー屋のパキスタンの店員さんにも、おススメのカレーをカレーノートに書いてもらった。

はじめて大塚にきた時から、インド、パキスタン、ネパール、ベトナムと、多国籍な町だと思ったので、基地からの徒歩圏内にいろんなカレー屋がたくさんあって、参加者それぞれ散らばって行きました。

戻ってきて、みんなでノートに書き込み中。

印刷して、束ねて、ホチキスで留めて、完成です!すごい厚さの大塚版カレーノートができました。

10月25日 ゆる飲み文学会

10月25日。今日はHandSawPressの人気企画、シャラポア野口のゆる飲み文学会でした。

HandSawPress で毎月行っている読書会。普段はミュージシャンであり文学青年のシャラポアくんが進める、渋い純文学を読んでいるのですが、精神科医の神田橋條治先生の本がよいので読んでみようということになったら、これがとても面白い本でとても盛り上がりました。

知り合いの精神科医で、同じくミュージシャンの星野概念さんにこの話をしたら、

「まさか、医者以外の、しかもミュージシャンとかデザイナーからこの本の話が出るとは思わなかった!僕は神田橋條治先生で論文を書こうと思っているほど傾倒しているんです。今度僕もその読書会参加したい!」

とこちらもまた盛り上がり、今回F/Tで念願だった、神田橋條治読書会を再開したのです。

シャラポアくんの幼稚園からの幼馴染、ニイくんは、普段古本屋業を営んでいる文学青年で、そもそもシャラポアくんにこの神田橋條治を勧めた本人です。彼は神田橋條治の本を鬱っぽく辛い時に読んで、からだと心の状態を取り戻したとのこと。

この本は、からだと心の話で、特に言葉による概念をファントムと呼び、ファントムに人は支配されているが、ファントムとうまく付き合い、からだと心のバランスを保つことの話を書いています。

みんなからの質問に精神科医的立場から答える星野概念さん
概念さんセレクトの奈良吉野の酒、花巴を飲みながら話しが広がっていきます。

再来週の第2夜は、感想文を持ち寄って話すことに。みんな書いてきてくれるのだろうか…?

10月24日(3) BarZINE 高野ひろしさんとトーク

幼稚園でのワークショップが終わったあと、通常のオープンがあり、さらに夜からはBarZINEもあるという、フルで催しがあった1日。最後のBarZINEは向かいのクラフトビールバーでのトークです。

第2夜目のゲストは、大塚北口で家業のガラス屋さんを営みながら、ペンギングッツのお店の店主も務める高野ひろしさん。

大塚のリサーチを初めてら2回目くらい、7月始めにみんなで面白そうな店だからと、なんとなくいってみたのが出会いでした。

お店の商品がほとんどペンギンものだったり、手作りのミニ本が置いてあったりと気になって話しを聞くと、なんと15年以上ミニコミを続けていたり、町歩きの雑誌のライターをしていたりと、まさにZINESTERなおじさんでした。

今は、高野金治郎商店というミニコミを発行しているけど、1年前に発行したきりだというので、ガリ版印刷発信基地で印刷するから最新号を書いてくれることになり、今回その発行に合わせてトークのゲストにも出演してもらうことになりました。

高野さんが、1983年くらいから続けている「イカの筋肉」という手書きのミニコミの過去のファイリングをたくさん持参してきてくれて、みたらなんと400号越え!様々な雑誌への掲載を変遷して続いたらしく、雑誌でも手書きスタイルは続けており、さらに毎回違う消しゴムハンコの印まで押された一枚の積み重ねに、続けることの重みを感じました。

高野さんは生まれも育ちもずっと大塚。大塚の昔と今の話しになり、

「昔は良かった、と言う人もいるけど、都市というのは変わらないといけないものだと思っているんだよね。変わってもそこでまた面白いものや人を見つけながら住んで行くのが大切だし、僕はそうありたい。」

という話が、とてつもなくグッと来て感動してました。

ペンギンのFRP製の置物(銀之輔)を連れて町歩きしている高野さんの前向きな視線に励まされ、ぐいぐいとビールの進む夜でした。

次の土曜日に銀之輔がガリ版印刷発信基地にも来てくれました。

10月24日 (2) 幼稚園にワークショップに行く

10月24日は、小学校のワークショップが8:30から10:05まであり、なんとその後も11:00からマスジド大塚の隣にある幼稚園にも伺ってワークショップをしました。4歳と5歳の子供たちです。

イスラム模様を作るワークショップ。モノトーンの折り紙を切って貼って、ガイドの幾何学図形が書いてある紙に貼っていきます。

午前中に授業をした小学生と、1歳か2歳しか変わらない子どもたちですが、先生の言うことを聞いたり、椅子に座って工作したりと、できることの差を改めて実感。子どもの成長の早さってすごいんだな。

ぐちゃぐちゃになりながらも、みんなやり遂げました!

1時間の授業でしたがヘトヘトに。幼稚園の先生の大変さが身にしみました。毎日何時間も子ども達に寄り添う先生たち、本当に尊敬です。

来週、ガリ版印刷発信基地にみんなが印刷に来てくれます。どうなることやら!?

とにかく楽しみです。

10月24日(1) 小学校にワークショップに行く

10月24日。朝8時に大塚の基地に集合。今日はインターナショナルイスラミーヤスクール大塚というイスラム教の子供たちが通う小学校に訪問して美術の授業を受け持ちます。1〜2限、8:30に授業開始です。

HandSawPress の菅野、安藤の他に、江上さん、基地のワークショップに参加してくれたオランダ人のヘマさんが来てくれました。

授業では、先日ひらけ!ガリ版印刷発信基地でもやった、大きな絵になるポスター作りを行います。1年生9名、2年生8名の小さな学校で、大塚の小さなマンションの2階と5階が校舎です。美術室も校庭もありません。美術の専門的な先生もいないので、担任の先生は美術の授業にいつも困っているそうです。

それぞれ渡された紙に描かれているラインを何かに見立てて、ストーリーを考えます。公園にみたてたり、道にしたり、ヘビにしたり。その見立てたストーリーをまず、それぞれに描いてもらいました。

海の波に見立ててる子

次にその上にトレーシングペーパーを重ねて、放送紙や折り紙でデコレーションしていきます。

1時間半で2版分のポスター原稿をそれぞれ描いてもらいました。印刷は2週間後に、ガリ版印刷発信基地に来てもらって行います。

授業の最後に2年生から質問が。

「アーティストにはどうやってなれるの?」

私が通った日本の公立小学校は大きな校舎で美術室もあり、大勢の同級生が居て、その中で私は図画工作が得意で、美術の授業がいつも楽しみでした。そのまま好きな美術の道に進み、美術大学を卒業したけど、外国人として(中には日本人の子も居ると思いますが、)小さなインターナショナルスクールに通う子供たちに、自分の辿って来た道は、環境も時代も違いすぎて、何の参考にもならないだろう。正直なんと答えて良いのかわかりませんでした。

10月22日 Beyond Google Maps in 大塚

10月22日、今日は阿部航太さんと一緒に、大塚の町歩きをしながら、Google Mapsに載ってない情報を探して地図を作るワークショップを行います。

しかし、あいにくの雨。。。

滞在制作している江上賢一郎さんの仲間達がたくさん集まってくれました。

だんだん雨が止んできて、無事に散歩開始!阿部チーム、菅野チーム、安藤チームと3班に分かれて、大塚の北と南のエリアに分かれてお散歩開始。

安藤チームは、今までの滞在で顔なじみになったお店に挨拶しながら、その人からおすすめの場所を聞いて歩くことにしました。

手作りの看板が素敵な最中屋さん。シャッターの溝を利用した家具があるのを再発見!

ガリ版印刷発信基地の側にある最中屋さん。いつもお茶を出してくれます。売り子のおばさま達におすすめの場所を訪ねると、「天祖神社にあるさざれ石は見た?」というので、行ってみることに。

あった!これがさざれ石か!

次はオープニングからお世話になっているバーバーマエさんに。

手描きの看板に気合を感じる
魅惑の内装!

創業48年。パンチパーマやアイパーが得意な床屋さんで。内装が素晴らしくて聞いてみたら、「俺はスッとした店は好きじゃないんだよ。浅草のレトロスタイルが好きなんだよ」とのこと。

次はマスジド大塚のモスクへ。いつもお世話になっている代表のハールーンさんは出張中。モスクにいたエジプトとバングラデシュのお兄さん方が話してくれました。

大塚で良く行くお店はあまりなく、池袋の方がたくさんあるみたい。大塚はハラルフードのレストランとかお店がたくさんあると思ったのですが、彼らから言わせると全然少ないみたいでした。

ガリ版印刷発信基地に戻って、他のチームのマップと照らし合わせます。音、看板、飲み屋、人、動物、それぞれ目の付け所が違います。

この地図が、最後にはどんな地図になっていくのか楽しみだなあ。

余談:夜は滞在制作中の江上さんとドイツから来た参加者の方とドイツで流行っているトラッシュアート、トラッシー的なもの話で盛り上がりました。

10月3日 ガリ版印刷発信基地オープンまであと1週間

いよいよ、今週末からフェスティバル/トーキョーが始まります。ということは、「ひらけ!ガリ版印刷発信基地」のオープンまであと1週間!!!オープニングプログラムのセノ派「移動祝祭商店街」が週末に開催したら、月曜日から私たちの基地の設営開始です。

会場のプラン、何も考えてない!!!

実は、菅野君は今国家試験の勉強中で、なんと試験がオープンの次の日。Hand Saw Pressのメンバー小田さんも京都に引っ越したばかりで、今回の準備、ほとんどワンオペ状態なんです。

焦って、あわてて、とりあえず、頭の中のイメージを描いてみました。

角地スペースはオープンなZINEスタンド
隣の部屋はリソグラフの印刷スタジオ

どちらも狭いけれど、なるべくたくさん人が入って、ZINEを作ったり読んだり、話をしたり、座ったりできるような場にしたいです。

9月29日 公開制作。いろんな人が話かけてくる!

9月29日 ひらけ!ガリ版印刷発信基地に参加してくるイラストレーターでマンガ家の秋元机さんと打ち合わせをするために、千代田区の3331ギャラリーへ。秋元さんは東アジアやロシアを訪ね、そこで見つけた印刷物や段ボールにコラージュした作品が面白いので、大塚でも、何かコラージュ作品とワークショップを企画してもらう予定です。

その後、大塚の基地へ移動。

セノ派の佐々木文美ちゃんとハギーKさんがバルーンにサインを描いていました。早速私も手伝います。

道に開いた基地なので、通りすがりの人がとにかく話かけてくれます。

外国人が多く住んでいる大塚なので、いろんな国の文字で商店街の名前を描くデザインにしたのですが、製作途中から、多くの外国の人が話かけてくれます。

モスクにお祈りをしに来たチュニジアのマハディさん
アラビア語を直してくれました。彼もペインターとのこと!

チュニジア、ベトナム、台湾、ミャンマー、もちろん日本人。山車作りで国際交流が生まれる街、大塚。路に開いた場所でよかった!

みなさんから文字の間違いを教えてもらいながら、セノ派佐々木文美チームの滞在政策は続いています。

『ひらけ!ガリ版印刷発信基地』の詳細は、
下記フェスティバル/トーキョー公式ウェブサイトをご覧ください。

https://www.festival-tokyo.jp/19/program/hand-saw-press.html

9月28日 マスジド大塚でカレーをいただく

9月28日 カレーノートの宮崎さんと、阿部航太さんと、セノ派の佐々木文美ちゃんと、マスジド大塚で毎週開かれている食事会に参加しました。このモスクは誰でも見学可能で、食事会も誰でも参加できます。

入口で中に入ってもよいか困っていると、ヒジャブ姿の女の子達が話しかけてくれました。

「誰でも入れるから、中に入って一緒に食事をどうぞ!」

話しかけてくれたのは、高校3年生のサーラちゃん。初めて食事会に参加する私達にいろいろ教えてくれました。

男女部屋が分かれているので、阿部さんだけ2階へ。私達は1階に入ります。中は子供と女性が敷物に座ってワイワイと話していました。お菓子や飲み物、果物が回ってきたので、食べながらサーラちゃんと話していると、カレーの良い匂いが…。

サフランライスに、マトンのカレー。骨つき肉がゴロゴロ入って、シナモンやブラックカルダモンなどスパイスが入った本格カレー。誰にでも無料で振舞われます。みんなとても親切で、居心地もよく、お話ししながら、美味しくいただきました。

実は、このモスクは幼稚園とインターナショナルスクールを運営しており、生徒さん達とガリ版印刷発信基地でワークショップをさせてもらえたらと思い、前に訪問した時に、話をさせてもらっていました。

モスク代表のハールーンさんの奥さんとワークショップでどんなことできるか、カレーを食べながら話していると、

「イスラムの文化ははモザイクの模様が特徴的だから、みんなで模様を作って印刷して、部屋に飾るワークショップはどうかしら?」
というアイデアを話してくれました。

「そのワークショップなら、小さい子供も参加できるし、イスラムのモスクのならではなので、素晴らしいですね。」
と話が弾みました。

『ひらけ!ガリ版印刷発信基地』の詳細は、
下記フェスティバル/トーキョー公式ウェブサイトをご覧ください。

https://www.festival-tokyo.jp/19/program/hand-saw-press.html

9月26日 ZINEをF/T事務局のみんなで作ってみる

9月26日。誰でもZINEが作れるスタジオを大塚にオープンする。しかし、いったいどんなZINEが作れるの?リソグラフってどう使うの?と疑問も多いはず。

そこで、F/T事務局のみなさんと、F/Tインターンの学生の方と一緒に、Hand Saw Press でZINE を作ってみました。

みんな真剣にZINE をつくっている

2時間くらいでZINE が完成。作り方の説明は公式サイトで近日公開します。

私も、どうやったらもっと参加しやすくなるか、必要な道具は何かなどがわかりました。しかし、やっぱり、みんなで作って交換するのは楽しい!

その後、運営の事など、ランチミーティングを経て、大塚に向かいました。

現場では文美ちゃんと津村さんがオープニングの山車を作ってました。出来上がり楽しみ。

阿部航太さんと待ち合わせて、ZINE 作りの打ち合わせ。阿部さんとは大塚の地図を作ろうと話してるのですが、どんな地図になるかは、お楽しみに。(私達もまだわかってないけど、、、)

ひらけ!ガリ版印刷発信基地』の詳細は、
下記フェスティバル/トーキョー公式ウェブサイトをご覧ください。
https://www.festival-tokyo.jp/19/program/hand-saw-press.html